原子力規制委員会への要望
間もなく発足する原子力規制委員会に以下の事項を要望する。
- 規制委員会の委員は「原子力ムラ」と対峙する気概および知力を兼ね備えた人材であること。
- 日本はもとより、世界全体のために原子力事故を２度と起こさせず、国民の健康、安全、安心に貢献すること。
- 「原子力ムラ」の利益のためでなく、エネルギー・環境を地球規模の視野で調和させること。
- 福島原子力事故が起きてしまった原因の究明を、ヒューマンとテクニカルの両面から廃炉が完了するまで追求し続けること。
- 福島事故の反省に基づいた安全対策を各々の原子炉に対して施し、それらの対策が完了した後に再稼働を認めること。
- 経済対策や地球温暖化対策などを理由に再稼働を認めないこと。
- 核廃棄物および使用済核燃料の最終処分場について、実行可能な計画を早急に策定し、国民の合意を得ること。
